心と体

2013年10月25日 (金)

内田 樹 「修行論」を読む

思想家、武道家、翻訳家である内田 樹氏の著作、
「修行論」を読んでみました。
内田氏が長年携わっている「合気道」を通しての
「修行」というものについての考察です。

この本を手にとったきっかけは、ラジオでの紹介。
パーソナリティが読み上げた一文に
電流が流れたように反応してしまいました。
というのも、その時聞いた内田氏の文章、
楽器の修練にもそのまま当てはまったからです。

「これは、私のチェロ、ピアノにも何かヒントを与えてくれる!」
と直感し、即注文してあっという間に読んでしまいました。
その中から、特にインスピレーションを感じた文章を
いくつかご紹介します。

「強化」ということを優先的に考えると、どうしても努力と成果の間の相関を数値的に現認したいという欲求に取り憑かれてしまう。

楽器練習においても、時間に比例した効果を求めてしまいがち。
また、数値で「見える」効果を追い求めてしまいがちです。

減点法は、他人に適応しても、自分に適応しても、作り出すものより、損なうものの方が多い。いくら目を皿のようにして「減点」しても、それで技術が向上するというようなことはない。

100点が何たるかを知らないものが、減点法を適応するのは不可能、
という事です。
そして、ハナから「満点」を自らのうちに定義してしまうと、
それを超えるのは不可能になります。
つまり、自分で自分の限界を規定してしまう事になります。
内田氏のいう武道もそうですが、楽器の修練についても、
あるステージをクリアすると、
さらにクリアすべきステージが現れるわけです。
私も、今日の演奏は60点、とか
減点法で考えるのはやめなければ…と思います。

弱さもまた、自分の身体能力や身体の構造についての「ろくでもない情報」に絡め取られた人間が、自分自身でそのつど作り出しているのである。

弱さを「(演奏の)下手さ」に置き換えて読むと、身につまされます。

「鍛える」発想が弱さを構造化する。
人間の心身の能力を爆発的に開花させようと思ったら、私たちは「そのような力が自分に備わっているとは思わなかった能力」を見つけ出し、磨き上げ、その使い方に習熟せねばならない。


楽器演奏も、まさにこの通りかもしれません。
やみくもに、筋力を鍛えるような練習をしても、
新たな段階には到達できないのではないかと思います。
チェロでは、まだまだ何も語れるものはありませんが、
例えばピアノでは「肩甲骨を使う」とか、
初心者(子供)時代には想像もできなかった事が
理解できるようになりました。

幼児は「大人になる」ということがどういうことか知らないから幼児なのであり、大人は「大人になった」後に、「大人になる」とはこういうことだったのかと事後的・回顧的に気づいたから大人なのである。成熟した後にしか、自分のたどってきた行程がどんな意味をもつものなのかが分からない。それが成熟という力動的なプロセスの仕掛けである。

楽器の修練も、つまりゴールの分からないトラックを
延々と走り続けるようなものなのでしょう。

内田氏が、つまるところ述べたかった事は
修行とは、「よりよく生きる方法」「生き延びるスキル」を習得するものだ、
という事だと思います。
そして、それはまさに私がピアノ、チェロを弾く理由なんです。
今更、音大に行くわけでも、プロになれる訳でもない。
それなのに、音楽を続けずにはいられない理由。
それは、音楽の修練が
自分の心を成長、成熟させ、
まさに「よりよく生きる」ために必要不可欠な要素なのです。
同じ事を、ピアニスト、ピアノ教育者のセイモア・バーンスタインも
著書「心で弾くピアノ」で述べていたように思います。

この本によって、
あらためて「自分は何のために楽器をやっているのか?」
そして「上達」とは何なのか、
明確に示された気がします。

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2013年7月 7日 (日)

ダイエットの落とし穴

先日の健康診断以来、間食禁止は継続しています。
デスクワークのため、ついつい間食に走っていた私、
最初は小腹が空いて仕方無かったのですが、
慣れれば、何も食べないのが当然、になりつつあります。
時々、仕事中に誘惑に満ちた差し入れがあるのですが、
心を鬼にして持ち帰り、子供のおやつにしています。

さすがに、夕食時のちょっと一杯、のアルコールは解禁。
全て禁止!禁止!じゃストレス溜まっちゃいますから。

しかし…。
検診時にマックスに減った体重が、再び微増!
そんな馬鹿な~!!
と思ったのですが、よく考えてみると、
女性特有のホルモン周期で体重が増減しているのかも…。
と思いました。
プロゲステロン優位な時は、体に水が貯まる(むくむ)んです。
自分で、「今日はかなりむくんでる。」と実感できる程に。

検診前は、かなり節制したので、
水分が減っただけ、という事は無いと思いますが、
たまたま運良くプロゲステロン底値だったので、
効果が際立って見えた、という事でしょう。
ちょっとガッカリ。
そして今は、「むくみ」ピークに向かう時期。
水分で体重増加しているに違いない!!
(と都合よく解釈。)

いや、実際「むくみ」はある程度「数値」でわかるんです。
家庭の体脂肪測定機能付き体重計、
むくんでいる日は、体脂肪率が低く出るんですよ。
実際、朝と夕方2回計ると、体脂肪率3-4%は違ってますから。
今朝は、朝の値としては低目だったので、
やっぱり少々むくんでいるという結果です。

まあ、ともかく間食禁止は続いているわけだし、
アルコールだってワイン1-2杯程度しか飲んでないし、
いい習慣がキープできている訳だから、
少々の体重計の目盛りに一喜一憂せず、
気長にダイエットを続ける事にします。

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2013年6月27日 (木)

ダイエット結果発表

本日、健康診断終わりました。
さて、1週間の節制の結果は…

1キロ減量、達成しました!
やったー!!
(今ちょうどBMI=20.0です。理想は20未満。)

一応、一日二回計測して平均的に減少したので、
誤差範囲ではないと思います。
いやでも、結構辛かったですよ~。
自分に課したルールは、
「間食禁止、お酒禁止、夜は腹7分」
のみで、運動などは全くしませんでしたが、
間食が習慣化していため、
変な時間に小腹が空いて空いて…。
しかも、がんばっているのに、始めて3日くらいは
全く成果が出ないんです(というより、微増)!!
5-6日目から、ようやく一日200-300g位づつ減少し、
最後の2日でクっと減って1キロ減となりました。

なんか年齢を感じますね。
若いころは、2-3日もダイエットすれば
楽に1-2キロ減ったんですけどね。
体の反応が遅くなってます。
一番苦しい2-3日目に、
全く減る兆候もないと、やる気失くします。
でも今回は、齢なんだから、即効性を期待せず、
辛抱強く続けよう、と自分に言い聞かせてふんばりました。

ダイエットに関しては、意志薄弱な私ですが
1週間、掟を破らず続けられたのは、
こうしてブログに宣言したおかげかな、と思います。
「途中で挫折しちゃいました~。」
じゃ、あまりにもみっともないですから。
こんな私でも、やればできる!
と、ちょっと自信回復しました。
これを機に、間食禁止はしばらく続けて、
最終目標の2キロ減を目指してみます。
(検診が終わったので、適度のアルコールは可とします。)

最後に無理やりこじつけですが、
ダイエットも楽器練習も
齢をとると、費やした労力に対する成果(費用対効果)が
著しく低下するような気がします。
こと、今回のダイエットでも痛感したように、
初期段階の努力が形として見えてくるには、
相当時間がかかるのではないかと。
チェロに関しても、「ちっとも上達しない!」とか焦らず、
いつか努力が実を結ぶのを期待しつつ、
日々練習を重ねていこうと思います。

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2013年6月19日 (水)

1週間だけ頑張ってみよう

そう、ダイエット…。
来週、年一回の職場の健康診断があるのです。
私、ここ2年ほどで2キロほど体重が増え、
一向に戻りません。
というか、戻すための努力ができていません。
20代の頃は、相当過酷なダイエットでも耐えられたのに、
最近では、明日からがんばればいいや、とか
このくらいは大丈夫、と間食したり、
努力のかけらも垣間見られない状態です。
もう、これはいけません!
これから1週間、自分を律してダイエットします。
1週間で1キロを目標にします。
たった7日の間ですら自制できなかったら、
今後5年10年先が思いやられます。

と言う訳で、今日から間食禁止、夕食は腹7分程度、
を実行することにします。
こうしてブログに書いてしまったからには、
来週結果報告しなければなりませんね。
何だかやる気が沸いてきました。
頑張るぞー!

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