ピアノサークル
過去に数回、ピアノサークル参加を検討した事があります。
結局問い合わせの段階で参加を見送ったケースが多く、
一度は曲決めして連弾という段階まで話が進みましたが、
主催者の「押せ押せ」ムードに尻込みしてしまい、
実現には至りませんでした。
ピアノサークルに限らず、私は団体行動が苦手です。
空気を読んで、場の雰囲気を盛り下げないようにとか、
色々気をつかっているとげっそりと疲れます。
ピアノサークルの意義としては、
多様な音楽観をもった参加者と交流すること、
またその音楽を聴くことで
自分自身の音楽観を広げる事ができる、
モチベーションアップにつながる、
人前で演奏する機会ができる、
などが挙げられます。
このうち、「交流」というキーワードを除けば、
サークルに入らずとも
ピティナのステップに参加する事で十分に目的は達成できます。
私の性格上、あえて苦手な人間関係を広げる必要もない気もします。
それでもやっぱり、ステップでは得られないモノが
ピアノサークルにはあるような気もします。
とある方のピアノブログでは、サークルの醍醐味について
「下手なりの挑戦の姿と、その中に垣間見える人間性、ドラマ」
だろうと述べられています。
「上級者ほど場の空気が読めない方もいらっしゃる。」とも。
(私も空気は読めませんが、上級者ではありません。)
また、これもよく耳にする感想ですが、
「巧拙に関係なく、ピアノへの愛が伝わってきて感激!!」とか。
う~~む・・・。
どうも私は、「感動」の閾値が異常に高く、
生まれてこのかた、「感動」を覚えた生演奏なんて数える程・・・。
多分、「演奏の中に垣間見えるドラマ、ピアノへの愛」
を感じる力が弱いんでしょうね。
よく、参加規約に「参加者全員に敬意を払って暖かい拍手を!」
などと書いてあるのも目にしますが、
心にもない拍手をしている自分に嫌悪感を感じたり…。
また、自分の演奏も当然、「誰かを感動されられる」ピアノとは程遠いです。
そんな演奏に拍手をいただいても、困惑してしまいます…。
とにかく、人づきあいが苦手なのと、
「感動力」が乏しいのとで、
いまのところ、積極的にピアノサークルに参加したい、
という思いはありません。
ただし、これがチェロだったらどうでしょうか。
バリバリの初心者なので、全くの想像ですが、
チェロのサークルのイメージは、
ソロをお互い聴きあう、のではなく、
アンサンブルという形態をとると思うんです。
参加者が一つの目標を持って協力する、という形態は、
個人の「持ち時間」のつなぎ合わせで構成される事がほとんどの
ピアノサークルと大きく異なる点ではないでしょうか。
(いや、全くの想像なので現実が違ったらすみません。)
チェロのアンサンブルサークルだったら、
人づきあい苦手意識を克服してでも、ぜひとも参加してみたいと思う私です。
あ、そうそう。
前述のピアノブログの方、ピアノサークルに対しては、
何かと馴染めない点も色々あるが、それなりに楽しい経験もできるし、
色々な出会いがあったのは有意義だった、と述べられていました。
やっぱり、人それぞれ、違和感を感じる事もあるんですね。
ちょっと安心。
案外、私も苦手意識に目をつぶって飛び込んでみたら、
楽しいものなのかもしれません、ピアノサークル。
« ベビーちゃんのお花のベスト編みました | トップページ | 「弦を切った」の、私だけじゃなかった! »
「ピアノ」カテゴリの記事
- 憧れのショパンエチュード(2014.04.29)
- ステップに申し込む(2014.04.01)
- ヴァイオリンと(ピアノで)アンサンブル(録音あり)(2014.03.31)
- ステップの評価(2013.10.26)
- ピアノレッスン(2013.10.23)
トラックバック
この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1791981/51819926
この記事へのトラックバック一覧です: ピアノサークル:
コメント